高級住宅路線・東急東横線6

11(TY11)、武蔵小杉(むさしこすぎ)Musashi-Kosugi


川崎中原の中心地にある駅で、2面4線の駅です。
外側が東横線、内側が目黒線になっていて、
目黒線ホーム側だけホームゲートを設けています。
元住吉検車区からの電車の出入のため、
駅手前には目黒線から東横線への渡り線(下りはその逆)があります。
JR南武線との乗換駅で、その線との乗り換え客が多いのですが、
開通当初は東横線には駅がありませんでした。
紆余曲折があり、昭和20年にやっと南武線連絡駅が完成しました。
駅東側は昔からの商店街ですが、だいぶ大型店や雑居ビルに変わりました。
西側は区画整理されていて、高層マンションなどが増えつつあります。
また、NECなど工場もいくつかあります。


武蔵小杉駅を出ます。すぐ次の新丸子駅が見えます。


少し走るともう新丸子駅です。

10(TY10)、新丸子(しんまるこ)Shin-Maruko


2面4線の駅です。
新丸子駅は武蔵小杉駅と至近距離にあって、
本来は統合されてもおかしくないのですが、
複々線化工事後も廃止しなかったのは、
そこそこ利用客があるからだと思います。
駅周辺は雑居ビルばかりです。


新丸子駅を出ると保線車両用の側線が分かれます。
かなり沢山の保線車両が置かれていて、
保線基地になっています。


そして多摩川を渡ります。
東急電鉄では珍しく管型架線柱が並んでいます。


多摩川を渡ると急カーブで曲がります。
車輪はゴゴーッと物々しい音をたてます。

09(TY09)、多摩川(たまがわ)Tamagawa


高架上の2面4線の駅です。
その他地下には東急多摩川線の島式2線があります。
そのため、1階がコンコースになっています。
元々この駅は東急が開発した遊園地、多摩川園の最寄り駅で、
駅名も多摩川園駅だったのですが、
同遊園地が閉鎖されたため、
多摩川駅に改称しました。
現在は多摩川台緑地と多摩川園跡地の緑地に挟まれたところにあり、
駅前には僅かな住宅があるだけです。
そのため、利用客は東横線で最も少ない駅になっています。
しかし、目蒲線が目黒線と東急多摩川線に分離して以来、
東急多摩川線との乗り換え客が増えたので、急行が停車するようになりました。


多摩川駅を出ます。
今は東横線と目黒線との複々線ですが、
かつては次の田園調布駅まで東横線と目蒲線との併走区間でした。


各々線がバラバラになりながら地下に入ります。
目黒線は地下に入る手前で、
地下から出てきた東急多摩川線の連絡線と寄り添い、
地下に入るとその線と合流します。

高級住宅路線・東急東横線7

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