中国電力装柱2

2、中国電力D型装柱


中国電力のD型装柱は、
このように2回線が支持できるようになっています。


1回線でも2回線支持可能なものを使っています。


上はD型で下は横型の装柱です。
上のD型の線は2回線を一つの碍子で支持するタイプになっています。


2回線支持できるD型腕金ですが、
このようにすると3回線支持できます。


ここも2回線支持と1回線単独支持に分かれた、
3回線支持のD型装柱です。
2回線支持の方も、さすがに開閉器は共用しておらず、
別々になっています。
(1回線単独の方はジャンパー線で繋いでいて、開閉器は通っていません。)


こちらも2回線支持と1回線単独支持の装柱ですが、
何故か2回線支持碍子は横向きになっています。
耐張碍子からの接続線と2回線支持側の電線を接触させないために
あえてそうしているのだと思われます。

3、中国電力縦型装柱


新しい道路に増えている縦型装柱です。
D型腕金を使わないので、横の幅をコンパクトにすることができます。
GWキャップはかなり小さいのを使っています。


縦型耐張碍子装柱です。
取付金具で電柱に取り付けています。


こちらも縦型耐張碍子装柱です。
耐張碍子は2回線分の電線を支持しています。
また、開閉器も2回線対応型になっています。


短い腕金3列で支持するパターンもあります。


腕金を使わず、バンドを使って2回線支持用碍子を横向きにして支持している、
縦型装柱もあります。


四国電力のような縦型装柱用アームを使っているところもあります。
四国電力との見分け方は、
支持している中実碍子と変圧器への引き下げ線支持の碍子です。
なお、写真の装柱の右の回線は一見4線に見えるのですが、
一番上の線は架空地線です。

4、中国電力F型装柱


F型装柱は、
2回線の高圧線を支持するときに主に使います。

5、中国電力電線交差点


電線が交差するところでは、
縦横の線を押さえる碍子が使われています。

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