装柱関係補足

ここでは、電柱装柱関係で特に検索が多い事項の補足をいたします。



●根枷の当て方


上図参照。詳しくは電気設備技術基準をご覧になると良いかと思います。

●送電線と配電線の違い


送電線=発電所と変電所(開閉所)、変電所(開閉所)間、変電所と大電力需要家を結ぶ特別高圧線。
配電線=配電用変電所と各一般需要家を結ぶ高低圧線。

変電所と開閉所の違いは、変圧(電圧を下げる)をするかしないかで、
変圧を行う方が変電所、行なわない方が開閉所です。
そのため、開閉所には変圧器はなく、主な役割はスイッチの切り替えになっています。

●配電線の変圧器


上図参照。三相交流はΔ結線の1本を除いた、V結線を使います。

配電線の高圧線(三相交流3線・単相交流2線)/6600ボルト
配電線の低圧電灯線(単相交流2線または3線)/100ボルトまたは200ボルト
配電線の低圧動力線(三相交流3線)/200ボルト
配電線の低圧灯動共用線(三相交流4線)/100ボルトと200ボルト

※三相交流3線一組で1回線です。

●三相の色・センス

電源側・一次側 負荷側・二次側 センス
第一相
第二相
第三相 青(または黒)

●電柱耐用年数目安

※参考文献/中央労働災害防止協会発行「高圧・特別高圧電気取扱者安全必携」より
木柱(不注入) 7年
木柱(硫化銅注入) 14年
木柱(クレオソート「コールタール」注入) 20年
コンクリート柱 42年
鉄柱 50年

電柱装柱資料館へ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ